某共同住宅の浄化槽設置工事の続きです。
前回、浄化槽本体の据え付け その3について紹介しました。
ここで番外編です。
これまでの施工手順の中で、
浄化槽本体に柱がくっついていたのが分かりますか?
これは柱と一体型の浄化槽を用いることで、こんなメリットがあります。
1.コンパクト化
車等が乗るときに行う耐荷重施工時において幅が狭く計画できます。
また、省スペース化により敷地の有効利用に貢献します。
2.土木・山留工事費の削減
省スペース、施工期間の短縮により土木・山留工事費の削減に貢献します。
3.施工性の向上
外柱不要はもちろんのこと、埋め戻し時に発生しやすい本体のズレを防ぐことができます。
イラストにて手順を紹介しますとこんな感じです。
浄化槽は内部構造だけでなく、施工面に関しても常に進化しております。
今回用いました浄化槽は
フジクリーン工業さんの「柱付き菅体 Ⅰ型」というシリーズになります。
これからも各メーカーさんにはより良いものを作ってもらいたいです。
ではまた、